ヒーターレス温調装置
冷却ソーク時間の短縮化を行い、限られた低温室の予約ひっ迫状況を解決
- 導入前
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自動車パワートレーン、駆動部、車載用二次電池においてコールドスタート試験などの低温試験は必須となっています。
また、限られた設備である低温室での試験は、開発/評価案件を多く抱える試験者により試験予約がひっ迫している状況でした。
- 課題
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- 低温試験は低温室全体の冷却を行う中で供試体を冷却するため、冷却ソークには大変な時間を要します。
- 低温試験は低温環境を模擬する低温室に試験設備を導入したうえで低温試験を行うのが一般的ですが、低温室を設置するには莫大な費用が掛かり、ランニングコストも馬鹿になりません。
既存の試験室を工夫して何とか簡易に低温試験を複数回実施できないか?
また導入コスト、ランニングコストを抑えることができないか?
とお客様よりご相談がありました。
- 解決
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- 試験室全体を低温環境にすることなく、供試体に循環させるLLCやオイルを冷却することで冷却ソーク時間を短縮化しました。
- 弊社独自の冷凍回路を構築することにより設備の小型化を実現し、コンセント繋ぎにより各試験室への移動が可能となりました。